WoRK SHoP SQUARE
立ち上げ準備中
概要
金属の「もの」と「もの」を寄せ集め、ろう付けなどの技術で繋ぎとめ、ひとつの形を作り出す伝統技術「よせもの」。
今では、量産技術が主流となり、手間がかかり、デザインするにも癖がある「よせもの」を担うデザイナーや職人がほとんどいなくなってしまいました。手作りだからこそ出来る、個性を表現する手法の一つとして、日本のものづくりの伝統技術でもある「よせもの」を広め、継承していきたい。また、「よせもの」を志す「ひと」と「ひと」の集まりの拠点となる会として「WoRK SHoP SQUARE」を設立を検討しています。
目的
「よせものデザイン協会」では、「よせもの」の認知・普及を目的として、その歴史や成り立ち、ワークショップなどの活動を行うのと同時に、「よせもの」の知識、デザイン、製作などにおいて修了認定、登録を行うことにより、技術の継承と、新しい分野への取り組み、研究などを行います。また、新しい講師による、普及活動、広報活動、販売支援などを図り、日本のものづくりの技術の継承と、生活文化の向上に寄与することを目的として活動します。
ワークショップ
「よせものデザイン」スクール
スケッチ力が無くても、組み立てる創造力があればできる「よせもの」のデザイン。「よせもの」の知識があれば、アパレル業界、小物雑貨業界などで、「よせもの」でのグッズの企画を打ち出せ、まだ、あまり知られていないアイディアで、一歩リードした提案が可能となります。
また、アクセサリー、ジュエリーブランドの立ち上げを考えている方も、「よせもの」デザインを職人に伝えやすくなるため、ブランドの独創性や、企画から制作までのズレが少なくなります。
全てのカリキュラムが修了した際には、「よせものデザイン・デザイナー認定証」を発行いたします。
「よせもの製作」スクール
「よせもの」の製作には、ろう付けという溶接技術が必要です。ジュエリー学校などでも、ろう付けを教わりますが、「よせもの」のろう付けは、接合部をつなぐ溶接もあれば、隙間をつないでいく溶接もあり、様々なシーンを経験する必要があります。
また、コスチュームジュエリーでは高温のろう付けが出来ないパーツが多いため、ハンダ付けは必須です。しかし、ジュエリー学校では、ハンダ付けを教えることが出来る先生がほとんどいないため、ハンダの技術もカリキュラムの一つに入っています。
その難易度毎に、カリキュラムがありますので、順を追って、カリキュラムに参加すると、一通りの技術を習得することが出来ます。
また、このコースは、必ず、「よせものデザイン」スクールを受講修了した方のみ受講できます。基礎知識が無いままこのカリキュラムに参加すると、作業が思うようにできません。また、デザイナーの意図を読み取ることができる職人でこそ、良い作品をつくりあげる職人になれるからです。
全カリキュラム終了後、終了テストを行い、「よせもの職人認定証」を発行いたします。
「よせもの作家」スクール
「作家」とは、自分でデザインし、製作し、さらには、ブランディング、販売、営業など、全て、一人で舵取りをする、自分だけの世界観を出せる、魅力的な仕事です。
しかし、いざ、「独立して作家になります」と言っても、どのように販売をすれば良いのか?どうやって、販売先と出会うことが出来るのか?助成金など、公的支援などはどんなものがあるのか?など、なかなか、知ることが難しい、業務的な心得を、座学形式で、伝えます。
(不定期開催予定)
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